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賢く使う!幼児運賃徹底ガイド

飛行機で小さな子どもと旅する際に気になるのが運賃です。二歳未満のお子さん連れのご家族にとって、ありがたい制度が「幼児運賃」です。これは、二歳になっていないお子さんが飛行機に乗る際に適用される特別な運賃のことを指します。多くの場合、大人の運賃の一割程度と、とても経済的な設定になっています。これは、座席を使わないことが条件となっているためです。お子さんは大人の膝の上で一緒に過ごすことになります。 しかし、すべての航空会社で幼児運賃が設定されているとは限りません。格安航空会社などでは、幼児運賃の設定がない場合もありますので、利用する航空会社の公式な案内をよく読んで、事前に確認しておくことが大切です。また、幼児運賃を利用する場合、大人一人につき幼児一人が原則です。二人以上のお子さんを連れて旅行する場合、上のお子さんは小児運賃、もしくは大人運賃が必要になる場合もあります。 さらに、旅の途中で二歳の誕生日を迎える場合、往路と復路で適用される運賃が変わる可能性があります。例えば、行きは幼児運賃が適用されても、帰りに二歳になってしまうと、小児運賃が必要になるというケースです。誕生日の前後に旅行を計画している場合は、航空会社に問い合わせるか、公式な案内で運賃の適用条件を念入りに確認することを強くおすすめします。ちょっとした確認で、思わぬ出費を防ぐことができます。快適な空の旅を楽しむためにも、事前の情報収集は欠かせません。
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ヨーロッパ共通運賃都市:旅費節約の鍵

海外旅行、とりわけヨーロッパ諸国への旅を計画する際には、飛行機の切符代の高さに頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。少しでも費用を抑えたいというのは誰もが思うことで、旅費の中でも大きな割合を占める飛行機代を少しでも安く済ませることは、賢く旅を楽しむための大切なポイントです。そのためには、飛行機の切符の値段設定の仕組みを理解することが重要になります。 今回は、ヨーロッパ行きの飛行機によく用いられる「ヨーロッパ共通運賃都市」という仕組みについて、詳しく説明します。この仕組みは、ヨーロッパの主要都市をいくつかのグループに分け、同じグループ内の都市への飛行機代をほぼ同じ価格帯に設定するというものです。一見複雑に思えるかもしれませんが、基本的な仕組みを理解すれば、実はとても簡単です。 例えば、パリを最終目的地として考えているとします。直行便がない、もしくは直行便が高い場合、ヨーロッパの他の都市を経由してパリに行く方法も考えられます。この時、「ヨーロッパ共通運賃都市」の仕組みが役立ちます。例えば、アムステルダムとフランクフルトが同じグループに属しているとしましょう。もしアムステルダム経由のパリ行きと、フランクフルト経由のパリ行きの飛行機代が同じグループに属している場合、経由地が異なっても最終目的地が同じであれば、値段はほぼ同じになる可能性が高いのです。 このように、「ヨーロッパ共通運賃都市」の仕組みを理解することで、様々な都市を経由するルートを比較検討し、最も安い飛行機代を見つけることができるようになります。色々な選択肢を検討することで、当初考えていた予算よりも安くヨーロッパ旅行を実現できるかもしれません。この仕組みを理解することは、ヨーロッパ旅行を計画する上で大きな武器となるでしょう。 一見複雑に見える飛行機の切符の運賃体系も、一つ一つ紐解いていくと、意外とシンプルな仕組みで成り立っていることが分かります。運賃ルールを理解し、賢く航空券を選び、よりお得で充実したヨーロッパ旅行を楽しみましょう。