旅行初心者
パスポートの有効期限が近づいてきたんですが、更新手続きってどうすればいいんですか?
旅行専門家
パスポートの有効期限が1年未満になったら、「切替申請」として更新手続きができます。お住まいの都道府県のパスポートセンターに必要書類を持って行き、申請すれば約1週間〜10日で新しいパスポートを受け取れます。
旅行初心者
5年用と10年用がありますが、どちらがお得ですか?
旅行専門家
10年用は16,000円、5年用は11,000円です。年あたりのコストで見ると10年用の方が割安です。ただし、18歳未満の方は5年用しか申請できません。頻繁に海外旅行する方や、今後も長く使う予定の方には10年用をおすすめします。
パスポートの申請・更新手続きを徹底解説
パスポートは海外旅行の際に必ず必要となる公的な身分証明書です。初めてパスポートを取得する場合の「新規申請」、有効期限が近づいた場合の「切替申請(更新)」、有効期限が切れた場合の「新規申請」など、状況によって手続きが異なります。この記事では、それぞれの手続きに必要な書類、費用、期間をわかりやすく解説します。
パスポートの種類と有効期限
日本のパスポートには5年用と10年用の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
| 項目 | 5年用 | 10年用 |
|---|---|---|
| 表紙の色 | 紺色 | 赤色(えんじ色) |
| 有効期限 | 5年間 | 10年間 |
| 手数料 | 11,000円(都道府県収入証紙2,000円+収入印紙9,000円) | 16,000円(都道府県収入証紙2,000円+収入印紙14,000円) |
| 申請可能年齢 | 0歳以上 | 18歳以上 |
| 1年あたりのコスト | 2,200円 | 1,600円 |
新規申請に必要な書類
初めてパスポートを取得する場合や、有効期限が切れたパスポートを再取得する場合は新規申請となります。必要書類は以下の通りです。
1. 一般旅券発給申請書
パスポートセンターの窓口に用意されています。外務省のWebサイトからダウンロードして事前に記入しておくこともできます。5年用と10年用で用紙が異なりますので注意しましょう。
2. 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)
6か月以内に発行されたものが必要です。本籍地の市区町村役場で取得できます。マイナンバーカードがあれば、コンビニ交付サービスを利用できる自治体もあります。
3. 写真(45mm×35mm)
6か月以内に撮影されたパスポート規格の写真1枚が必要です。正面向き、無帽、背景無地で、顔の大きさなど細かい規格が定められています。写真が規格に合わないと受付されないため、パスポート用写真に対応した証明写真機や写真店の利用がおすすめです。
4. 本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きの身分証明書であれば1点、健康保険証などの写真なしの証明書の場合は2点必要です。
5. 住民票の写し(場合による)
住民基本台帳ネットワークで確認できる場合は不要ですが、居所申請の場合は必要です。
切替申請(更新)の手続き
有効期限が1年未満になったパスポート、または査証欄の余白がなくなったパスポートは「切替申請」として更新できます。
切替申請では、戸籍謄本は氏名や本籍地に変更がない場合は不要です(都道府県によって異なる場合があります)。現在持っているパスポートを窓口に提出する必要があります。
また、残存有効期間は新しいパスポートの有効期間に加算されません。例えば、残り6か月のパスポートを10年用に切り替えた場合、新しいパスポートの有効期限は申請日から10年後になります。
パスポートの受取方法と期間
申請後、パスポートの受取までには通常約1週間〜10日(土日祝を除く営業日)かかります。都道府県によって多少異なりますので、旅行の日程に余裕を持って申請しましょう。
受取時には以下のものが必要です。受取窓口には申請者本人が行く必要があり、代理受取はできません。
受取時に必要なもの:申請時に渡される受理票、手数料(収入印紙+都道府県収入証紙)です。手数料は受取時に支払いますので、現金を用意しておきましょう。一部の自治体ではキャッシュレス決済に対応しています。
子供のパスポート申請
0歳の赤ちゃんでもパスポートは必要です。子供のパスポート申請には、親権者が代理で申請できますが、いくつか注意点があります。
まず、子供は5年用パスポートのみ申請可能です。写真の規格は大人と同じですが、乳幼児の場合は目を開けていること、正面を向いていることが確認できれば多少の基準緩和があります。
申請書の「法定代理人署名」欄に親権者が署名し、裏面に申請書類等提出委任申出書に親権者の署名が必要です。本人確認書類は子供の健康保険証と母子手帳等の組み合わせで対応できます。
パスポート申請時の注意点
パスポート申請でよくある失敗やトラブルを防ぐためのポイントです。
残存有効期間に注意
多くの国では入国時にパスポートの残存有効期間が一定以上必要です。例えば、タイは6か月以上、韓国は3か月以上が必要とされています。旅行先の入国条件を確認し、期限が足りない場合は早めに切替申請をしましょう。
氏名のローマ字表記
パスポートの氏名はヘボン式ローマ字で表記されます。一度発行されたローマ字の表記は原則変更できないため、申請時に慎重に確認しましょう。
繁忙期を避ける
ゴールデンウィークや夏休み前は申請が集中し、受取までに通常より時間がかかることがあります。旅行の1か月以上前に申請するのが安心です。
よくある質問
Q. パスポートの有効期限が切れた場合、更新できますか?
有効期限が切れたパスポートは「更新」ではなく「新規申請」扱いとなります。必要書類は初めて取得する場合とほぼ同じですが、期限切れのパスポートも提出する必要があります。手続きの流れや費用は新規申請と同じです。
Q. 海外でパスポートを紛失した場合はどうすればいいですか?
最寄りの日本大使館または領事館に連絡してください。「帰国のための渡航書」の発給を受ければ日本に帰国できます。現地で新しいパスポートの発給を受けることも可能ですが、戸籍謄本が必要になるため、家族に日本から送ってもらう必要があります。万が一に備えて、パスポートのコピーを別の場所に保管しておくことをおすすめします。
Q. オンラインでパスポートの申請はできますか?
2023年3月から、マイナンバーカードを利用した「パスポートのオンライン申請」が開始されています。切替申請と、査証欄の増補申請がオンラインで可能です。ただし、新規申請はオンラインでは行えず、窓口での申請が必要です。また、対応状況は都道府県によって異なります。
まとめ
- パスポートは5年用(11,000円)と10年用(16,000円)の2種類。18歳以上なら10年用がお得
- 新規申請には戸籍謄本、写真、本人確認書類が必要
- 切替申請(更新)は有効期限が1年未満になったら可能
- 申請から受取まで約1週間〜10日。繁忙期はさらに時間がかかる
- 渡航先の残存有効期間の要件を事前に確認しておくことが重要
パスポートは海外旅行に欠かせない大切な書類です。有効期限に余裕を持って更新手続きを行い、安心して旅行の準備を進めましょう。


