
賢く使う!幼児運賃徹底ガイド
飛行機で小さな子どもと旅する際に気になるのが運賃です。二歳未満のお子さん連れのご家族にとって、ありがたい制度が「幼児運賃」です。これは、二歳になっていないお子さんが飛行機に乗る際に適用される特別な運賃のことを指します。多くの場合、大人の運賃の一割程度と、とても経済的な設定になっています。これは、座席を使わないことが条件となっているためです。お子さんは大人の膝の上で一緒に過ごすことになります。
しかし、すべての航空会社で幼児運賃が設定されているとは限りません。格安航空会社などでは、幼児運賃の設定がない場合もありますので、利用する航空会社の公式な案内をよく読んで、事前に確認しておくことが大切です。また、幼児運賃を利用する場合、大人一人につき幼児一人が原則です。二人以上のお子さんを連れて旅行する場合、上のお子さんは小児運賃、もしくは大人運賃が必要になる場合もあります。
さらに、旅の途中で二歳の誕生日を迎える場合、往路と復路で適用される運賃が変わる可能性があります。例えば、行きは幼児運賃が適用されても、帰りに二歳になってしまうと、小児運賃が必要になるというケースです。誕生日の前後に旅行を計画している場合は、航空会社に問い合わせるか、公式な案内で運賃の適用条件を念入りに確認することを強くおすすめします。ちょっとした確認で、思わぬ出費を防ぐことができます。快適な空の旅を楽しむためにも、事前の情報収集は欠かせません。