個人情報保護

記事数:(2)

制度

航空券予約の新ルール:レゾ830d徹底解説

二千十九年六月一日より、飛行機の予約に関する新しい決まり事が始まりました。これは「決議八百三十ディー(レゾ八百三十ディー)」と呼ばれ、旅行会社を通して飛行機の予約をする全ての方に関係するものです。この新しい決まりによって、皆様の携帯電話の番号と電子郵便の宛先を必ずお知らせいただくことになりました。これは、飛行機会社が皆様に素早く確実にご連絡できるようにするためです。 例えば、急な飛行機の欠航や遅れ、予定変更といった大切な情報をお伝えする際に、これらの連絡先情報が欠かせません。皆様が安心して空の旅を楽しんでいただくために、このような連絡体制を整える必要があるのです。 これまで、連絡先情報は皆様の判断でお知らせいただくかどうかを決めていただいていました。しかしながら、近年、予期せぬ出来事による飛行機の欠航や遅延が増加しています。このような状況下で、皆様に迅速かつ正確な情報をお届けし、混乱を最小限に抑えるためには、連絡先情報の提供を必須とすることが避けられません。 今回の変更により、皆様にはお手数をおかけしますが、円滑な空の旅のため、ご理解とご協力をお願いいたします。旅行会社で予約をする際には、必ず携帯電話の番号と電子郵便の宛先をお伝えください。もし、ご不明な点があれば、遠慮なく旅行会社にお尋ねください。皆様が安心して空の旅を楽しめるよう、私たちは常に最善を尽くします。
航空券

航空券購入とクレジットカードの安全

飛行機の切符をインターネットで購入する際に、クレジットカードの情報はなくてはならないものです。ところが近年、クレジットカードの情報の漏洩事件が相次ぎ、安全に利用することへの関心はますます高まっています。クレジットカードの情報を安全に取り扱うことは、利用者だけでなく、飛行機会社や旅行会社にとっても大切な課題です。 クレジットカードの情報の漏洩は、利用者にとって金銭的な損害だけでなく、個人情報の漏洩にもつながる深刻な問題です。漏洩した情報が悪用され、身に覚えのない請求が発生したり、他のサービスへの不正アクセスに利用される可能性があります。このような被害を防ぐためには、クレジットカード会社だけでなく、利用者自身も安全に利用するための意識を持つことが重要です。 そこで、クレジットカード業界全体で安全性を高めるための基準が作られました。それが、PCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard支払カード業界データセキュリティ基準)です。これは、クレジットカード会員データを安全に取り扱うための世界的な基準です。お店やサービスを提供する会社は、この基準を守ることで、クレジットカード情報を不正なアクセスや漏洩から守ることが求められています。 具体的には、PCIDSSでは、安全なネットワークの構築、カード情報の保護、脆弱性管理、アクセス制御、定期的な監視、情報セキュリティに関する方針の策定など、多岐にわたるセキュリティ対策が求められています。これらの対策をしっかりと行うことで、クレジットカード情報を不正アクセスや漏洩といった危険から守ることができます。インターネットで飛行機の切符を購入する際は、利用するサイトがPCIDSSに準拠しているかを確認することも大切です。また、自分のパソコンやスマートフォンのセキュリティ対策も万全に行い、パスワードを定期的に変更する、不審なメールやウェブサイトにはアクセスしないなど、日頃から情報セキュリティに対する意識を持つことで、クレジットカード情報を安全に守りましょう。