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荷物の受け取り場所:基礎知識

空の旅を終え、飛行機が無事到着したら、まずは入国審査へと向かいましょう。飛行機を降り、案内表示に従って進めば、入国審査場に到着します。到着が集中する時間帯は、審査場まで少し時間がかかる場合もありますので、焦らずゆっくりと進みましょう。入国審査では、パスポートと必要書類(税関申告書など)を係員に提示します。係員からの質問には、落ち着いて丁寧に答えましょう。質問の内容は、渡航目的や滞在期間、滞在先などです。 入国審査が完了したら、次は自分の荷物を預かり所に取りに行きます。預かり所は「手荷物受取所」や「手荷物引き渡し場」などと表示されています。多くの空港では、到着する便名ごとに荷物が運ばれてくる回転台が割り当てられています。自分の便名が表示されている回転台をよく確認し、自分の荷物を見つけましょう。似たようなスーツケースやバッグも多いので、自分の荷物の特徴をしっかり覚えておくことが大切です。荷物の受け取りに手間取っている場合は、空港職員に声をかけてみましょう。 すべての荷物を回収したら、税関検査へと進みます。税関検査が必要かどうかは、国や地域によって異なります。国際線で到着した場合、多くの場合で税関検査があります。持ち込みが制限されている物や、申告が必要な物がないかを確認されます。税関申告書を提出する必要がある場合は、記入漏れや誤りがないかを事前に確認しておきましょう。検査が完了したら、いよいよ到着ロビーです。長旅でお疲れでしょうが、空港の案内表示をよく確認し、落ち着いて行動することで、スムーズな手続きを行うことができます。多くの国際空港では、日本語の案内表示もありますので、言葉の心配もありません。もしも道に迷ったり、手続きで困ったことがあれば、空港職員に尋ねてみましょう。親切に対応してくれます。
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旅の玄関、CIQ施設を理解しよう

海外旅行で欠かせない施設である「シー・アイ・キュー(CIQ)施設」についてご説明します。CIQとは、税関(Customs)、入国審査場(Immigration)、検疫所(Quarantine)の頭文字をとった言葉です。これら3つの施設は、空港や港といった国境に設置されており、出入国手続きを行う上で必ず通る場所となっています。 まず、「税関」では、旅行者が持ち込む物品の検査を行います。海外で購入したお土産や、高額な品物などは、関税がかかる場合があります。また、禁止されている物品を持ち込もうとすると、罰則が科せられることもありますので、注意が必要です。旅行前に、持ち込みが禁止されている物品を確認しておくことは重要です。 次に、「入国審査場」では、パスポートやビザの確認を行い、入国が許可されているかどうかの審査を行います。審査官から質問を受ける場合もありますので、落ち着いて対応しましょう。必要な書類はすぐに提示できるように準備しておくと手続きがスムーズです。 最後に、「検疫所」では、伝染病の予防を目的とした検査を行います。発熱や咳などの症状がある場合は、必ず申告しましょう。感染症が疑われる場合は、詳しい検査や隔離措置が取られることもあります。世界的な感染症の流行を防ぐためにも、検疫所の役割は非常に重要です。 このように、CIQ施設は、旅行者の安全と国の安全を守る上で重要な役割を担っています。それぞれの施設の役割を理解し、必要な手続きに協力することで、よりスムーズで安全な旅行を楽しむことができます。旅行の始まりと終わりには必ず訪れる場所ですので、事前の準備と心構えを忘れずに、快適な旅の思い出を作ってください。