エンドースメントとは?航空券の他社便振替の条件と手続き

エンドースメントとは?航空券の他社便振替の条件と手続き

旅行初心者

予約した便が欠航になった場合、別の航空会社の便に変更してもらえるのですか?

旅行専門家

はい、航空会社側の都合で欠航や大幅遅延が発生した場合、「エンドースメント(裏書き)」という手続きで他の航空会社の便に振り替えてもらえることがあります。これは航空券に「この航空会社でも搭乗可」という許可を付与する仕組みです。

旅行初心者

自分の都合でも他社便に変更できるのですか?

旅行専門家

それは航空券の種類によります。正規運賃(普通運賃)や一部のフレックス運賃は「エンドース可」で他社便への振替が認められていますが、格安航空券やノンリファンダブル航空券は「エンドース不可(Non-Endorsable)」がほとんどです。

エンドースメント(裏書き)の基礎知識

エンドースメント(Endorsement)とは、航空券を発券した航空会社が、その航空券での搭乗を他の航空会社にも許可する手続きのことです。航空券の「裏書き」とも呼ばれ、紙の航空券時代に券面の裏に承認印を押したことに由来します。現在はeチケットのため電子的に処理されますが、名称はそのまま使われています。

エンドースメントが必要になるケース

ケース エンドースの種類 追加費用
欠航・大幅遅延(航空会社都合) インボランタリーエンドース 無料
乗客都合の予定変更 ボランタリーエンドース 運賃差額が必要な場合あり
オーバーブッキング インボランタリーエンドース 無料+補償金あり
機材故障・天候不良 インボランタリーエンドース 無料

エンドース可能な航空券の種類

航空券には「エンドース可(Endorsable)」と「エンドース不可(Non-Endorsable)」の区分があります。一般的に運賃が高い航空券ほどエンドースが可能です。

航空券のFare Basisコードや運賃規則に「NON-ENDO」や「XX ONLY」と記載されている場合、通常はエンドース不可です。ただし、航空会社都合の不正常運航(IRROPS)の場合は、運賃種別に関わらずエンドースが認められるケースがほとんどです。

エンドースメントの手続き方法

エンドースメントの手続きは、原則として元の航空会社(発券航空会社)の窓口やコールセンターで行います。手順は以下の通りです。

①元の航空会社に連絡しエンドースを依頼 → ②航空会社がエンドース処理を実施 → ③振替先の航空会社で座席を確保 → ④新しい搭乗券を発行。空港のカウンターで直接手続きすることも可能ですが、欠航時は窓口が混雑するため、電話やアプリでの手続きがスムーズです。

エンドースに関する用語解説

用語 意味
エンドース(Endorse) 他社便への振替を許可すること
リエンドース(Re-Endorse) エンドースされた航空券をさらに別の便に振替
ノンエンド(Non-Endorsable) 他社便への振替が不可の航空券
リルート(Reroute) 別の経路に変更すること

ダイバートが発生した場合のエンドースや、EMD(電子証書)を使った振替手続きについても知っておくと、不正常運航時にスムーズに対応できます。また、RAN申請で払い戻しを選択することも検討しましょう。

エンドースメントに関する実際のトラブル事例

エンドースメントに関連するトラブルは、旅行者が事前にチケットの条件を確認していなかった場合に多く発生します。よくある事例として、悪天候でフライトが欠航になった際、格安航空券のため他社便への振り替え(エンドース)ができず、翌日まで空港で待つことになったというケースがあります。また、航空会社の経営破綻時にエンドース不可のチケットを持っていたために、別の航空会社に振り替えてもらえなかったという深刻な事例も報告されています。こうしたリスクを回避するためには、重要な予定がある場合はエンドース可能な運賃を選ぶか、旅行保険に加入しておくことが有効です。特にビジネス出張では、多少高くてもエンドース可能な正規運賃を選択することで、トラブル時の柔軟な対応が可能になります。

よくある質問

Q. 格安航空券でもエンドース(他社への振替)はできますか?

基本的に格安航空券(IT運賃やPEX運賃の割引率が高いもの)はエンドース不可(NON-ENDORSABLE)です。航空会社都合の欠航や大幅遅延の場合は、例外的に他社便への振替が行われることもありますが、保証されているわけではありません。確実な振替を希望する場合は、正規運賃や上位クラスのチケットを検討しましょう。

Q. LCC(格安航空会社)のチケットはエンドースできますか?

LCCの航空券は基本的にエンドース不可です。LCCはアライアンスに加盟していないことが多く、他社との提携関係も限定的なため、他社便への振替は原則として行われません。欠航時の対応もLCCの規定に従うことになり、返金や自社便への振替のみとなるケースがほとんどです。

Q. エンドースメントの可否はどこで確認できますか?

航空券のeチケット控えに記載されている「RESTRICTIONS」や「ENDORSEMENT」の欄で確認できます。「NON-ENDORSABLE」と記載されていれば他社への振替不可です。不明な場合は、発券した旅行会社や航空会社のカスタマーサービスに問い合わせることで確認できます。

まとめ

  • ストップオーバーとは、乗り継ぎ地点で24時間以上滞在することを指す航空用語です
  • 追加料金なしまたは少額の費用で、経由地の観光を楽しめるお得な旅の方法です
  • 航空会社によってストップオーバーの条件や料金、滞在可能日数が異なります
  • 一部の航空会社では無料のホテル宿泊やトランジットツアーを提供する場合もあります
  • 旅行の計画段階でストップオーバーの可否を確認し、旅程に組み込むのがおすすめです

ストップオーバーを活用すれば、一度の旅行で複数の都市を訪問できる充実した旅が実現します。航空券の予約時にぜひストップオーバーの選択肢を検討してみてください。